ABOUT 会社紹介

【有限会社NCS】では、お客様のビジネスに最適なコンピューターシステムをご提供するため、そして業務を通じて社会へ貢献するために、以下の3つの目標を掲げています。

1.業務基盤の総合的サポート
長く使用しているコンピューターシステムでは、法改正などに応じた改修などのさまざまな要因から、システムの全体把握が困難なものになっている場合があります。特にAS400（IBMi）のように長期に安定して使われている機器の場合、システムの改修などにより当初の設計コンセプトが崩れたり、ソフトウェア資源の把握がされていなかったりすることも。また、高価なシステムを導入したものの、そのあとメーカーからのサポートが十分でなく、業務にそぐわなくなる場合もあります。さらに、レガシー化したコンピューターシステムを一新する際に、業務フローやシステムフローが明確にできず、工期が数倍になった例も見られました。
今後は税制改正などが重なり、さらに短期間でのシステム開発が要求されていくでしょう。これらに対応するためには、あらかじめプログラム資産の棚卸・業務フロー関連資料の整備をしておくことが重要です。そのため当社では、業務フローの分析からAS400（IBMi）システムの開発、見直しをお客様に推奨。そしてその遂行のため、AS400（IBMi）システム向けにさまざまなソリューションをご用意していきます。

2.JAPHICマーク取得支援
2017年5月30日の「個人情報の保護に関する法律（平成15年法律第57号）」の改正により、すべての事業者が本法律の対象となりました。これにより、個人情報の明確化や委託先の管理に至るまで、これまで以上に厳格な個人情報の取り扱いと管理が求められています。ここでの「すべての事業者」とは、営利・非営利、個人・法人を問わず、何らかの活動を行っている方々を指します。個人商店やNPO、ボランティア団体、PTA、マンション管理組合、町内会、将棋クラブなども事業者です。そこで当社では、各事業者様がJAPHICマークを確実に取得できるように、コンサルタントがインフラ構築を含めて支援することで、個人情報保護に貢献することを目指します。

3.高齢技術者の就業促進
2013年4月1日付で「高齢者雇用安定法」が改正されました。これにより、有期雇用契約が通算5年を超えた際には労働者側の申し込みにより、自動的に無期契約に転換されます。また、企業は60歳の定年以降も65歳まで雇用する義務が生じました。ここでの「5年間」は、2013年4月1日以降を基準として計算されるものです。
コンピューターソフト開発の業界では、有期社員が3、4年で入れ替えられる状況が多くなり、55歳以上の個人事業主の就業が困難となっています。また、高齢者就職により、これまでコンピューターソフト開発を支えてきた技術者が設立する中小企業の存続も危うくなりました。特にAS400（IBMi）のシステム開発技術者には高齢者が多いため、法律の影響を受けやすくなり、業務の知識が豊富な高齢技術者の働き場がなくなることで、システムの完成度が低くなってしまいます。
当社では、このような状況でも高齢のAS400（IBMi）システム開発技術者の仕事場を確保し、コンピューターシステムの完成度とお客様の満足度高めるために、広く人材を募集。そして東京・横浜を中心に、システム開発関連の会社間での連携を深めていきたいと考えています。